・ナチュラルな食器に興味がある。
・デザインにこだわりたい。
こんな方にオススメです。
グッドデザイン受賞の理由
プロダクトとしての提案性も高く杉の木目を90度回転させて使うことで、強度や新しさにつなげている。
さらに、このプロジェクトを通じてロクロ職人の継承にも繋がっている点も素晴らしい。(審査委員の評価抜粋)
リアルな年輪を活かした、本物の縁起物。
軽い・気持ちいい・また飲みたい。これがSHIZQコップの特徴。
手に取った時の手触り、唇が悦ぶ口当たり。
持ったとき、必ず驚く意外な軽さ。
空気の層をもつ素材だからこその保温力。
全ては杉が持つ自然の機能を職人技で引き出した、優しく美しい傑作です。
使い道を失った杉の新しい価値を創造し、小さな歯車を作って全体の循環を作ろう!
50年後の未来に向けてアクションを起こそうと、2013年にスタートしました。
それは、大阪から神山に移住したひとりのデザイナーが、緑豊かな山だと思っていた自然のほとんどが人工林で水源をも危ぶむ状況だと気づき、デザイナーとして何か役に立てないか?という問いがきっかけでした。
柔らかい杉は器になんて出来ない。
年輪に出る色の差は好まれない。
杉を知る人は口々にそう言いました。
逆風の中、手を差し伸べたのは地元の職人たちでした。
「命ある木はどれも一緒ですから」
木と共に歩んできた愛に溢れた彼らのチャレンジ精神が、不可能を可能に変えたのです。
熟練した職人の技術が集結して生まれたSHIZQの器。
器をきっかけに杉のこと、山や水の事を知って欲しい。
この活動を続けていくために、技術や思いを受け継いでいく。
神山町に「しずくラボ」という自社木工所を構え、若手職人の育成や新商品の開発にも取り組んでいます。
足元にある資源を、地域の力で宝に変える。
私たちはこれからも、杉の新たな価値を創造し続けていきます。