「HOLON」は”ととのえる時間”に寄り添うクラフトジンブランドです。
ストレスや疲れを抱えやすい現代人に優しい東洋のハーブやスパイスなど9種類のボタニカルを調合。
心と身体も調和をテーマに、その味わいを保ったまま口あたりに良さを引き出すため、
ジンとしては低アルコールである約35度ほどに仕上げており、
炭酸水などで割るとアルコール度数およそ5%〜7%ほどから楽しめるのが特長です。
202012月にクラウドファンディング形式でスタートした事前予約受付では、
開始初日で目標金額を達成し、最終日には目標金額の290%に到達!
はじまりは、ヒマラヤの旅
「”東洋哲学”の魅力を誰もが楽しめる”食体験”という形で届けたい」
それが、HOLON誕生のきっかけでした。
二十歳の頃、インドやチベット自治区などヒマラヤ山岳地帯を旅する中で、奇遇にもダライ・ラマ法王と直接お話しできる機会がありました。自分のこれまでに大切にしたいと思っていた考えにひとつひとつ答えを出してくれたような気がして、チベット仏教に触れたことが私にとって大きな転機となる体験でした。
世界的に「ZEN」や「マインドフルネス」が広まったことは素晴らしいことだと思いますが、目的ありきで思想が利用されることに少し違和感もありました。
「いつか」のためでなく「今」が豊かであると感じられる価値観を大切にしていきたい。自分の中に調和を生み出す道のり自体を大切にしたい。
自分の中で醸成されちった思想を、周りの人に体感してもらう方法として、誰もが短な「食体験」と結び付けられないかと考えました。
”いまここ”を大切にする時間
そうしていろんな食体験を考える中で、最も可能性を感じたのが、様々なボタニカルを無限大に組み合わせられるクラフトジンでした。
その香りを味わった時、普段使われていなかった自分の身体感覚がふわっと開花し、瞑想のように心が静まっていくのを感じました。それは、大勢で飲むお酒の席が苦手だった私が、初めて気持ちよくお酒を飲めたと感じた時間でもありました。
クラフトジンという一つの枠の中であれば、東洋で昔から使われてきたハーブやスパイスを調香し、日本人の根底に流れる仏教や前の思想を「体験」としてボトルに閉じこめることができる、と直感しました。
日常の中で、クラフトジンが、自分の身体感覚を呼び覚まし、本心と向き合うひとときを作り出せたら。それが、ひとりの中の心と身体のバランスをととのえ、世の中の調和を生み出すきっかけとなったら。そう願ってこのHOLONをつくりました。